埼玉県の志木市で経営されている「篠原畳店」様の案件です。建物の外壁にペラ看板を付けたいとのことでしたが、取り付けはお客様の方でするということで、完成した看板を納品するという流れになりました。
当社ではアルミ複合版に出力シートを貼って作った看板をペラ看板と呼んでおり、今回製作する看板は長方形とひし形の2種類のペラ看板となりました。
デザインは畳屋さんらしく畳を思わせる絵柄となっています。端に付いた部分も畳に見えますが、これも出力シートで印刷した模様です。
当社で施工は行いませんが、元々看板がついていたというわけではない為、製作する前に取り付ける状況を確認しに直接現場に調査を行いました。
確認してみたところひし形の看板の取り付け場所には真ん中にでっぱりが横に走っていることがわかりました。
写真はひし形の看板の取り付ける予定の壁。横方向に厚さ5mmほどのでっぱりがありました。
ペラ看板は薄いため、取り付ける壁にでっぱりがあると、上手く取り付けられません。そこでひし形のペラ看板にはでっぱりを避けるように、あしを付けることにしました。
ひし形の看板の裏面。鈍角の対角線を走るようにでっぱりが来るため、その部分を開けて足を付けました。
長方形の看板もひし形の看板も、裏には看板を取り付けるときに使う強力な両面テープをあらかじめ付けてあります。納品の際にはネジも同封しており、両面テープで看板を壁に貼りつけた後、同封したネジで上から留めることで、完全に壁に固定することができます。