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インバウンドの外国人にモノを売るなら圧倒的にリアルな店舗がいい

たくさんの外国人が日本に訪れています。
浅草などを歩いていると日本人より、外国人の方が多い気がします。外国人の方は、観光に訪れているので、行きたい土地に行き、行きたいお店に入ります。日本に来て、パソコンに向かってネットでモノを注文する人はいない筈です。

インバウンドで稼ぎたいならやっぱり店舗ビジネス。浅草に「神戸牛ダイア」というお店が2024年8月の時点で9店舗あります。ここは完全に外国人の方をターゲットにしています。スタッフも多国籍でいろんな国の方がいるそうです。
「どの国の方がご来店されてもいいように考えて採用をしている」とお聞きしました。私も1店舗看板を手掛けさせていただきました。その時に、会長さんから、「外国人が一番有名な日本人は誰か」と聞かれました。

なんと忍者だそうです。

そこで、私が手掛けた看板は、忍者のトリックアートを外国人の観光客に向けてアピールできるようにデザインしました。
こちらのお店の最も高い値段のステーキは、たしか、300グラムのステーキで88,800円。実際にこちらのステーキを注文される外国人の方がいるそうです。

今は円安なので、外国人の方にはあまり負担にならないのでしょうか。私にはとても手が出せない金額です。
典型的な例だとは思うのですが、看板もインバウンドのお客様狙いで、外国人の方々が興味を持ちそうな情報の打ち出し方をすれば、狙ったお客様の集客が可能になります。もちろん全ての店舗がインバウンド集客に力を入れる訳ではありませんが、店舗を持つということは、わざわざお客様が来てくれるということなので、誰にきてもらいたいかを考えて、看板に情報を打ち出していくと良いのです。

ちなみに神戸牛ダイアさんは、まだまだ浅草界隈で、出店を続けていくそうです。
浅草はインバウンド観光の代名詞のような場所ですから、
地域を絞って出店していく戦略、賢いですね。