前回のブログでは、ベネフィットのお話をしました。今回は、ペルソナについて、お話をしたいと思います。
看板作るのにペルソナなんて必要なの?そう思われるかもしれませんが、重要なんです。
ペルソナとは、「商品・サービスを購入、利用してくれるユーザー像」のことです。 ビジネスの鉄則は、「欲しい人に欲しいものを売る」です。 そのためには、お店で言えば、自分のお店に来てくれる理想のお客様像を明確にしておく必要があるのです。 ペルソナ作成に必要な項目として考えられるのは、名前、性別、年齢、住まい、仕事、肩書き、年収、家族構成、生活パターン、人間関係、趣味、価値観、こだわり、性格、欲求、悩み、口癖、などです。 これらを全部、埋める必要はないのですが、このペルソナの顧客像の顔はもちろん表情、声、動きまでをイメージできると良いです。 参考までに、一例として、インターネットのホームページから看板の問い合わせを増やしたいと考えた時のペルソナをご紹介しておきますね。
【ペルソナターゲット例】 浜田常夫さん 50歳 海鮮系の炉端焼き飲食店を経営して10年。
コロナ禍だということもあって、
ここのところ客足が減少している。
コロナ前はいい感じで客席が埋まっていたので不安。
このままだとお店を維持できなくなるかも。
リピートしてくれる常連と口コミのお客様だけでは、
客数が足りないかも。
最近、お客様の年齢も高齢化してきたし、
もう少し若いお客様にも来て欲しいし。
どうしようかな…
今までは、集客のことなどあまり考えなくてもお客様が来てくれていたけど、これからはそうはいかないと思い、集客手段を色々と検討。 ネット集客も考えたが、路面店なので、もっと通りすがりのお客様をつかまえたいと思い看板を見直したらどうかと考えた。 自分のお店を外から眺めて、開店当時に作った看板は、店名と業態のみが書いてある看板でだいぶ古びてきた。
タペストリーもあるけど、商品のイメージ写真を掲載しているだけで、素人同然の自分がデザインして業者に発注したもの。 だから、お店の特徴やウリなどの情報も掲載してなくて、全然道ゆく人には、お店の良さが全然伝わっていないとあらためて思った。なので、看板について自分なりに色々とネット検索して調べてみた。お店 看板 集客など、気になるワードをグーグル検索。 そうすると看板で集客アップを謳う会社がいくつかあり、この会社良さそうだなと思うところも3つほどあった。 まずは気になるところにコンタクトして、看板の相談をしてみようと思う。
この3社には浜田さんからは、選ばれる理由があったのです。 これがペルソナの一例です。 このように悩んでいる人に向けて、その悩みをウチの会社では、解決することができますよ。 そのようにHPでメッセージを発信していくのです。これが欲しい人に欲しいものを売るセオリーです。
あ、僕のお伝えするノウハウは、看板のみならず、チラシ、ランディングページ、販促物全般に応用可能です!
そして、ピータードラッカーの言葉にこんな言葉があります。
「誰を顧客にするか」
逆に、お客様になってくれる人だったら、誰でもいい。 この考えだと、選んでもらえない。この原理にそって、店舗集客の作戦を考えてみる。 あなたのお店の理想のお客様は誰ですか?
ではまた次回に!