今日からブログを書いていきます。
早速なのですが、自己紹介させてください。看板デザイン・アイデアラボの高橋芳文です。 看板の仕事歴は、長くて、36年目。1968年生まれ56歳の屋外広告士です。元々は、興和サインという看板屋を営んでいたのですが、コロナ禍以後、紆余曲折を経て2024年4月から看板デザイン・アイデアラボ [有限会社ケー・エス・ピー] にお世話になり、入社しました。得意な仕事は、個人店のお客様から、大企業のお客様まで、幅広く、頼まれれば、なんでもござれ!また、別の機会にブログに書きますが、トリック3Dアートのデザインなども手がけています。
早速ですが、お店の集客に役立つ話をしていきましょう。
メリットとベネフィットについて
お店の集客改善、売上アップに悩んでいたら、ぜひお店の看板の言葉に注目してみてください! まずはじめに、ビジネスの鉄則は、欲しい人に自社の商品・サービスを買ってもらうこと。 欲しくない人にどれだけその商品・サービスの説明をしても買ってもらえないですよね。 つまり、欲しい人に「それ欲しいです」と言ってもらう仕掛けが必要な訳です。 そのために、大切なことは、「誰に何をどう伝えるか」なんです。 このブログを読んでくれているのは、主にお店を経営している人が多いと思います。 僕自身もその方々に向けて、言葉を意識してこのブログを書いています。
それで、看板の話です。
自店の看板を今一度、眺めてみて欲しいです。 ほとんどのお店では、お店の名前と写真が掲載されていたりするだけで、表札のような看板だったりしませんか? 大手の誰もが知っているお店であれば、これで十分です。 ですが、あなたのお店のことを知らない人が、あなたのお店の名前しか書かれていない看板を見ても なかなかふらりと入店してもらうのは難しいでしょう?
看板は、大切なお店の顔なんです。
ここから、言葉の話です。言葉には、売れる言葉と売れない言葉があります。 売れない言葉が書かれた看板は、お店の顔をダメにする負債。売れる言葉が書かれた看板は、お店の顔を良くする資産。 では、看板に何を書けばいいのか?そもそも売れる言葉とはなんなのか?そこから説明をしていきますね。 売れる言葉とは、お客様が、
「ああ、それ欲しい」
「なんか気になる。行ってみたい」
と、人の心を動かす言葉のことです。
売れる言葉を見つけるには3つのステップがあります。
(※訴求とは、消費者の欲求に働きかけること)
特に大事なことは、売り手の価値、商品や特徴などを伝えようとすることではなく、お客様が強く求めている明るい未来、つまりベネフィットを言葉にするという ことです。 世の中のほとんどの看板に書かれている情報が、商品や特徴を伝えようとする言葉になってしまっているのです。 世の中の看板は、言葉のゾンビ看板だらけです。(笑)
ここで、一息入れて、考えてみましょう。 お客様が本当に欲しいものは何か。このことを深く考えていきます。そのためにはお客様の理解が必要です。 自分はどのようなお客様に商品やサービスを届けたいのか。自分の商品やサービスを買ってくれたお客様の明るい未来はどんな感じか。 これが顧客ターゲットを絞りペルソナを考えるということです。 ペルソナのことについては、次回のブログで書きますね。
繰り返しますが、ビジネスの鉄則は、欲しい人に欲しい商品・サービスを売ることです。そのために、その商品・サービスを必要としている人が 「それ欲しい」と言ってくれる売れる訴求を考え、その売れる訴求を短く、キャッチコピー、リードコピー等に磨きあげて、売れる言葉を仕上げていくのです。
例えば、どっちの言葉に価値を感じますか? 肩こりに悩んでいる人の気持ちになって考えてみてください。
- <A>
5分で肩甲骨まわりがほぐれる
小型マッサージ器〇〇 - <B>
肩こりスッキリ
5分で肩甲骨まわりがほぐれる
小型マッサージ器〇〇
肩こりに悩んでいる人の気持ちになって考えたら答えはBですよね。
お客様は、肩こりスッキリというこの明るい未来を手に入れたいから小型マッサージ器〇〇を欲しくなるのです。 ここでは、この肩こりスッキリという言葉がベネフィットになります。 5分で肩甲骨まわりがほぐれるという言葉は、メリットです。メリットは、ベネフィットが叶う理由です。 メリットとベネフィットについては、後日のブログで詳細を解説予定です。
5分で肩甲骨まわりがほぐれる
から
肩こりがスッキリする
小型マッサージ器〇〇は、商品名ですね。 これが売れる言葉の構造です。たった3行の言葉でもベネフィットが入っているんです。 お店の看板でも、このように売れる訴求を考えたら、一発で集客改善、売上アップに繋がります。
このことに案外気付いていない人が多いんです。もったいないことだと思いませんか。 言葉は、ベネフィットファースト。お客様が求めていることを言語化する。 看板デザイン・アイデアラボでは、お客様(消費者)が食べたいと思う言葉作りのサポートも行えます!
興味のある人は、ぜひお問合せください。